ジェイゾロフトの副作用について詳しく解説します

ジェイゾロフトの副作用について

ジェイゾロフトは法律上劇薬に指定されるほど強力な医薬品です。そのため、服用の際には用法用量を守り、安全な服用を行う必要があります。しかし用法用量を守って服用していたとしても、医薬品である以上副作用という物が起こる可能性があります。副作用が発生した際、正しい対処法を知っていれば不安を感じることなく、確実な治療を行い、身体を危険な状態から守ることも可能となります。ジェイゾロフトを使用する際には、どういった副作用があるのかというのを知り、その上で使用を開始するようにしましょう。

主な副作用

ジェイゾロフトを服用した際に発生する副作用についてですが、主なものは以下の症状になります。

  • 口の渇き
  • 便秘などの胃腸症状
  • 神経過敏
  • 不安
  • 苛つきや落ち着かなさ

ジェイゾロフト自体が副作用の起こりにくい成分を使用して作られている医薬品のため、他のSSRIと比べても上記の症状が発生しにくくなっています。したがって、ジェイゾロフトを服用した際にもこれらの症状に対して過剰な不安を感じる必要はありません。しかし体調や体質によっては、軽度の副作用として上記の症状が現れる場合もあるため、水を飲んで乾きを癒す、胃薬や吐き気止めなどを服用して対処するといった、柔軟な対応をするようにしましょう。

重い副作用

ジェイゾロフトの服用によって発生する副作用の中でも、特に重い症状が特徴的な副作用としては、以下のような症状があります。

  • セロトニン症候分
  • 悪性症候分
  • 痙攣や昏睡
  • 重度の肝機能障害など、肝臓の異常
  • 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
  • 重度の皮膚、粘膜障害
  • アナフィラキシー様症状

これらの症状は身体に対して非常に多くの影響を与え、時には命に関わる事態を引き起こしかねない症状です。発症確率こそ非常に低く、滅多に発生することのない症状ですが、万が一これらの重い症状や事前症状が現れた際には、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。また、医療機関を受診する際には「何を服用しこの症状が現れたのか」というのを医師に伝えるのが非常に重要となるため、受診の際にはジェイゾロフトを使用したと伝えるようにしましょう。

セロトニン症候群とは

ジェイゾロフトを始めとするSSRIを服用した際に発生する副作用の中でも重い症状として、セロトニン症候群という症状があります。セロトニン症候群はSSRI特有の副作用で、脳内のセロトニン濃度が過剰に高まる事によって発生する症状です。症状は自律神経症状、神経・筋肉症状、精神症状の3つに分かれています。具体的な症状としては、自律神経症状として体温の上昇や異常発汗、神経・筋肉症状としてミオクローヌスや筋強剛、精神症状として混乱、興奮、錯乱といった症状があります。セロトニン症候群はSSRIを服用した際に発生する副作用の中でも特に危険性が高い副作用です。したがって、もしジェイゾロフトの使用を検討しているのであれば、セロトニン症候群の症状に対して気を配り、何か異常を感じた際にはすみやかに医療機関を受診し、診察を受けるようにしましょう。

ジェイゾロフトの離脱症状に注意

ジェイゾロフトを使用した精神疾患の治療を行い、治療が終盤に向かい始めた際には、服用しているSSRIの量を減らす「減薬」というものを行う事になります。その際に問題となる現象として「離脱症状」というものがあります。離脱症状は正式名称を「抗うつ薬中断症候群」と呼ぶ症状で、今まで治療薬の作用によって行われていたことを自分の身体で行わなければならなくなってしまうことにより、身体に不調が現れるようになることから発生します。具体的な症状としては、風邪のような症状、不眠、ふらつき、吐き気、感覚障害、過剰覚醒といった症状があります。ジェイゾロフトのようなSSRIは特にこの離脱症状が発生しやすく、多くの症状が現れるという難点があるため、減薬は正しい方法で少しずつ行っていくようにしましょう。

ジェイゾロフトで太るのはなぜか

ジェイゾロフトを服用した際、副作用と呼ぶほどに強い症状ではありませんが、多くの人が発症する症状として体重の増加という症状があります。この体重の増加というのは、ジェイゾロフトが脳に対して正常に作用し、精神疾患の改善が行われていくことによって発生する症状です。セロトニンのバランスが乱れた場合、食欲や性欲といった人間が正常な活動を行うために必要な欲求も低下します。したがって、SSRIの服用によって脳内のセロトニン濃度が上昇し、症状が回復していくと徐々に食欲などが回復していき、治療を始める前よりも多くの食事ができるようになります。症状の回復によって食欲が戻り、体重が増加するというのはある意味良い兆候だと言えますが、過剰な体重の増加が発生してしまうとまた別の問題が生まれます。体重が過剰に増加し始めてしまった際には、食生活の改善や運動習慣の取り入れなどを行うようにしましょう。

まとめ

ジェイゾロフトを使用した精神疾患の治療を行う際には、ジェイゾロフトの使用によって発生する副作用について知るのが非常に重要となります。ジェイゾロフト自体副作用の発生しにくい成分を利用して作られているSSRIです。したがって、服用時に過剰な副作用に対しての不安を感じる必要はありません。具体的な症状についてですが、軽度の症状としては口の渇きや吐き気といった症状があります。重度の副作用にはセロトニン症候群などがあり、発症時処置を行わなければ命にかかわる症状や、身体に対して非常に大きなダメージを与えるような症状も存在しています。そのため、副作用が発生した際に「なにかおかしい」と自分が感じた際には、医療機関を受診し診察を受け、処置をしてもらうというのも検討してみると良いでしょう。

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